バロンの瞳6 こいつとの中はなかなかの仲です。なかなか大変です。

「ぐーりーこー」
「ぱいなつぷる」
「じゃんけんぽん」
またか。
「グリ~コ」
「パイナツプル」

俺は今日は手を繋いで帰ろうかと言ったのに。
このニアは、長くたらたら帰ろうぜといい。
グリコし始めるた。
ながいながい路地をぐりこで帰りながら

「俺はお前の願い何も叶えないが。仮に願い事あるなら何がいい」
「べつに。なにも。アクセルがいるならべつになにも。そうだ今度ちょきにしよう。お前パーな?」
随分距離が離れたところでその会話だ。
俺には約束できなかった。
叶える気もなかった。

「おまえ。俺がかわっても友達か?」

「あたりまえじゃないか。なんだよ。どーしたよ」
「いや。なんでもありません。ニアちゃんはいつもどーーーーりにしてていいのです」
「だろ。俺は平常運転!明日。いい日だぜ。いつもの酒場にいこう」

この不良
このおバカ

ニアは楽しそうにそのまま帰った

街頭に照らされる、俺の影は大きく魔神の元の姿をかたどってた

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のんびり更新します。