「アクセルー今日は外国の偉い人の祝日でだ。それが面白いイベントで。俺はそれの真似事してみた。」
「お前はそいつのファンか?」
「いいや。イベント大好き。あのイベントケーキとご馳走も食うのも大好き」
ニアは茶色い塊を目の前に置いた。おにぎり型だ。
甘い甘い甘いおにぎり。
「異国のジャパンのチョコレート祭りだ。日頃の感謝をつつむそうだ。女はカカオを育てチョコを作り、溶かし、握り。で凍らせると。このようになると本に書いてあった!」
「だいぶイメージと違うんじゃないか?そのチョコレート祭り」
「すげぇーよ。アイスピックも吹っ飛んだんだぜ」
「マスター。ホットチョコレートを」
マスターはお気の毒な顔して微笑ましく笑った。
こんと置かれる甘い飲み物に鼻をつく。
「まるでお前のようだ」
「甘いかわいいって意味?」
「胃に負担」
「ガーン」
と、口で言って、また立ち直るすぐ
「これからもよろしくな!」
俺は口元が上がった。
あまいあまいあまい
このこ
魔神は
このこを
傷つけてはならないと思った
2017 Geresha open.