バロンの瞳1 欠片を探して

「瞳(魂の破片)が眠ってるらしい。」

アクセル時計塔に立って。

「小さな破片だ。さいごの一つ。探さないと」

ーーー俺は魔神に戻れないーーー


俺はイフリート。バロンだ。
魔神だ。
結構偉いイフリートだった。
ある時、いつものように人間の欲望を叶えてやろうと。
呼び出された時なんと小賢しいことに、人間たちはエクソシストの集団で俺を囲み、いくつもの破片へと俺の瞳を粉々にした。

俺の魔力はボロボロだった。
人間以下に成り下がり、最も魔力が弱い魔神へとなりさがってしまった。


あれからいく年。数えるのは馬鹿らしいから、数えてないが。年月が過ぎ。
俺はさいごの一つがこの地のこの街に眠るとわかり。今こうして。探している。

さいごの欠片は鉛色のした核である。
無欲を象徴している。
これを核にまわりにおれの欠片の散り散りになった強欲が
いかりゃく
いかりゃく



「つまりもっとも無欲なやつに無欲な欠片が渡るちからがあるんだな。まったく面倒な」

そこで、会うニア。
「焼き鳥焼き鳥焼き鳥焼き鳥焼き鳥焼き鳥」
といいながら鳩と戯れてる
こいつは強欲そうだな
鳩はちっていく。
地面に落ちた焼き鳥が鳩についばまれてぼろぼろだ
「あああ。俺の落とした焼き鳥……」

俺の魂がばくんと疼いた

近くに例の鉛がそんざい・・・するのか

ふと見るとニアはいなくなっている

ーーあれは違う。

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